名古屋市中の山居計画の建築主さんと竹中大工道具館へ。建築主さんは背が高く、計画中の小間の天井高さが気になるということだったので、新神戸までお越しいただいた。イタリア人シェフの作るイタリアンを昼食にいただいてから(美味しかったです!)、いざ蓑庵の写しへ。
床の間の位置、躙口の位置などは違いますが、計画中の小間も2畳中板上げ台目なので、広さは同じ。実際に天井の高さを確認していただき、あといくつあげるか、を決定する。いくつあげたらダメ、いくつまでならOKなど、明確な線引きがあるわけではないので、全体としてうまくまとまるかどうかは、設計者の腕の見せどころかも。
来週は京都で古材や古建具を探しに行く予定。ああしようか、こうしようかと、ご亭主とやりとりさせていただくのが、茶室作りの醍醐味。