岩崎建築研究室・日誌II

京都・下鴨の設計事務所。茶室のリフォームや新築をメインに、和風住宅や和菓子舗、日本料理店、和風旅館、古民家改修などの設計監理を行なっています。

初炭手前

前ブログでは投稿がすっかり滞っていましたが、細々と続いているお茶のお稽古。仕事の忙しさと言い訳をして、土曜日の朝一に伺い一回のお点前だけでそそくさと退席し、先生や社中の皆様にご迷惑をかけるばかりですが、茶室の設計者としては生命線でもあり、個人的には心を整える貴重な場所。毎回先生から学ぶことがたくさんありながらも、ブログに書かないと身についていかないような気も。気持ちを改めて、少しでも良いので学んだことを記録してゆきたい。

 

12月一回目のお茶のお稽古。お軸は大宗匠の百歳の色紙、お花は炉開きと蝋梅の蕾。先生が霜柱に見立てたという信楽の掛け花入も素敵だったが、作家を教えていただきながらも失念。

 

お稽古は初炭手前をさせていただく。湿し灰をまく位置や高さが難しい。早く自宅に茶室を作って実践をしたいという気持ちを新たにする。

 

写真は朝の散歩より。朝陽で赤く輝く北山。

 

水面に映る冬の雲。

 

朝日の登る前。