岩崎建築研究室・日誌II

京都・下鴨の設計事務所。茶室のリフォームや新築をメインに、和風住宅や和菓子舗、日本料理店、和風旅館、古民家改修などの設計監理を行なっています。

お茶のお稽古

隅炉

火曜日の夜のお茶のお稽古へ。都合で少し遅れたら、向切後炭に間に合わず残念。向切濃茶の客振の後、先生より「隅炉をしても良いのよ」と仰っていただき隅炉濃茶。四畳半切りに風炉先屏風を置いて、小板が入らないので、まさに待庵。待庵でのお点前を思い浮…

初釜

着物を着てお稽古場の初釜へ。今年は例年と違った趣向で、二組に分かれて八畳立礼の薄茶席と一畳台目の濃茶席、その後全員で広間で点心という流れ。 待合掛けは横山清暉の正月飾り。横山清暉(1792-1864)は江戸時代末期に活躍した四条派の絵師。松村景文の…

初炭手前

前ブログでは投稿がすっかり滞っていましたが、細々と続いているお茶のお稽古。仕事の忙しさと言い訳をして、土曜日の朝一に伺い一回のお点前だけでそそくさと退席し、先生や社中の皆様にご迷惑をかけるばかりですが、茶室の設計者としては生命線でもあり、…