京都別邸茶室計画、大工さんと一緒に茶室に使う竹選び。
平天井の竿縁には火炙り上製の白竹を。京都産の竹を京都の職人が仕上げた逸品。火で炙り油を抜いて、艶のある表面に仕上がり、モノとして美しい。
その中から今回使うものを厳選。
風炉先窓の方立には「蔵錆び」と呼ばれる、濃すぎない煤竹を使う。こうしたものはありそうで、なかなかない材料。私が設計する茶室用に、と銘竹屋さんがまとめておいてくれている。ありがたい。
落天井の竿縁は女竹の吹寄。こちらも美しい束の中から厳選。
連子竹は七分ではちょっと太く、六分ではちょっと細い、ということで六分半を目指して。