岩崎建築研究室・日誌II

京都・下鴨の設計事務所。茶室のリフォームや新築をメインに、和風住宅や和菓子舗、日本料理店、和風旅館、古民家改修などの設計監理を行なっています。

大引解体

大引解体

阪神間八畳茶室計画。新年今日から工事スタート。

既存の床の大引を撤去。

既存床組が再利用できれば、という話にもなったが、各所の納まりなどを検討して、結局当初の計画通り、土台からやり直すことに。

既存建物の施工は竹中工務店。浮き上がり防止のボルトなど入っていて、丁寧な仕事ではあるが、ここまで必要だったかは検討の余地があるかも。丁寧な仕事と予算のバランスは難しい。

 

大工さんと、高さと八畳間の位置の詳細を打ち合わせ。改修工事の場合は、解体してから詳細を検討しなければならないが、個人的にはこうして現場で考えるのが設計監理業務の楽しいところ。